自分で建てるログハウス



ログハウスに使用される木

 

 

●ウェスタンレッドシーダー
ブリティッシュ・コロンビア州やアメリカ北西部地方に産する樹木で、樹高は50mないしそれ以上に達し、直径は1~1.25mに及びます。

 

その木肌は淡桃褐色ないし濃褐色の独特な温かみのある色相を持ち、経年変化によって軟らかな銀色を帯びた渋さを呈します。

 

レッドシーダーは防腐・防虫効果の高いフェノールを多く含んでいる為、防腐を施さなくても高い耐久性を持ち合わせています。

 

 

●ダグラスファー
北米大陸の西部に広く分布し、一般に米松と呼ばれています。
心材は黄色を帯びた淡褐色、辺材は白から黄、淡桃色までさまざま。堅硬で長大材が得られますが、年輪の幅が粗いものから密なものまであり、材にばらつきがあります。

 

年輪の密な材はピーラと呼ばれて歓迎され価格も大幅に上がります。耐朽・保存性は高く、木目が強くてきれいですが、時間が経つと黒ずんできます。

 

現在の日本の都市部の住宅用構造材のうち桁関係はほとんどこの米松が使われています。
ハンドカットログハウスに使われるケースが多く、ログ材としてはもっともポピュラーですが難点は「ヤニ」です。

 

 

●欧州赤松
ロシアアカマツ、サスナ、スコッチパインとも呼ばれています。
ヨーロッパでは針葉樹として代表的なものであり、オウシユウトウヒ(Whitewood)とともに重要な木材です。

 

ヨーロッパからシベリアまで広く分布しており、ヨーロッパ各国での代表的なマツ類のひとつです。

 

ロシアから輸入された木材では、カラマツやエゾマツ・トドマツ類より少量であるので、用途は杭丸太などになっています。

 

心材は赤褐色で、辺材は淡黄白色で、一般の住宅業界や家具業界では欧州家具として幅広く利用されています。

 

 

●スプルース
生息地はヨーロッパから、南シベリア、北米まで。樹高は60mにもなり、多くは日陰に生息し、樹自体もおのずから深い影を作りだしています。

 

日本でなじみ深いのはシトカスプルースでしょう。シトカは北米の西海岸側が主な産地名です。

 

現在では一般建築用、造作建具、合板、楽器材などに用いられています。木肌が白色で光沢をもっているが、やや桃色を帯び時間の経過とともにかなり濃色になるものもあります。加工、仕上がりとも良く、乾燥も早く、強度的にも優れるが耐久性はやや低いようです。

 

 

●杉
日本を代表する針葉樹の良材です。
土質の種類を問わずによく育つので全国各地に生育していますが、一番よい場所は、西日のあたらない谷間や北及び北東に面した山谷、山腹です。さらに、土壌が深く、肥沃で適度の湿気を有する所を好み、乾燥地には不向きです。

 

西欧の「石の文化」に対して、「木材文化」といわれる日本の文化を支えてきた有用樹種です。有史以来、伐採とともに盛んに植林が行われたため、もともとの天然分布は定かではありません。

 

比較的軽く軟らかく、加工や乾燥も容易でかつ一程程度の強度があるというのがスギの特長です。
又、縦(繊維方向)に加わる力に対して強く、木理がまっすぐである事や乾燥や加工がしやすいという点で、建築用材として柱などに多く使われています。

 

 

●ヒノキ
スギとともに日本の主要な造林樹種です。高さ30-40m。直径0.5-1.5m。
細かな年輪が美しく、特殊な香気を放ちます。辺材は淡黄色、心材は黄褐色耐久性や保存性もたかく、加工も容易でくるいも少ないなど、世界でも最もすぐれた針葉樹といわています。